英語シャドーイングアプリの『シャドテン』を体験 – 感想と効果について

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英語コーチングのPROGRIT(プログリット)が新しいサービス – シャドテン – をリリースしました。スマホアプリでできるシャドーイングに特化したトレーニングがシャドテン。コーチングスクールが開発したアプリとはどんなものでしょうか?

実際に体験してみましたのでレビュー(体験談)をお伝えします。あなたが今、以下のような課題をお持ちならぜひ本文をチェックしてみてください。もしかしたらあなたの英語の壁をひとつブレークするきっかけになるかもしれません!

  • 英語がぜんぜん聞き取れない
  • 英語だと口がまわらない
  • シャドーイングは難しすぎて諦めたことがある
  • ネイティブは喋るのが早すぎると感じる

シャドテンってなに?

ところで、この「シャドテン」ってなに?からお答えしていきます。簡単に言うとシャドーイング(後述)の練習アプリ&コーチングサービスです。アプリといってもAIというか全て自動のプログラムということではありません。練習はアプリを使ってやるのですが、練習のフィードバック(録音音声の添削)はプログリットのコンサルタントからもらえるという、いわばハイブリッド型のサービスです

具体的にはシャドーイングの課題を録音してアプリから送付、コーチの添削(良かったところと改善ポイント)が24時間以内にもらえるというサービスです。すべての学習工程はスマホアプリで完結します。

サービスの詳しい内容については公式サイトをご覧いただくとして、本記事では実際にシャドテンに挑戦してみましたのでその感想をリポートします。

早速レビューに入りたいと思いますが、結局のところシャドーイングというトレーニングそしてシャドテンって効果は見込めそうなの?ってことを先にお伝えします。

結論としてシャドテンの効果は「ある」と言っておきます。わずか一週間のトレーニングでもそれなりに改善ポイントがわかり、それを正すことができたのですから。ただし、効果を確実に出していくためには条件があるのも事実です。以下でその条件も含め、シャドテンを利用してみて良いところ、注意したいと思ったところなどお話していきますので参考にしてください。

まず一番の感想は「やっぱり難しい!」です。シャドーイングについては、本格的にやったことはなかったのですが、若干知識がありましたので難しいというのは知っていました。で、やはりシャドテンだから簡単にできる、というわけではありませんでした。当たり前かもしれませんが、これはシャドテンというアプリの問題というより、シャドーイングという練習メソッドにかかる問題です。

そもそもシャドーイングとは?

簡単に説明すると、シャドーイングとは読み上げられた英文の音声に続けて、2~3秒位後からそっくりその音をコピーして発音していく練習です。影のように後から追いかけていくことからシャドー(影)イングと名づけられています。

日本語だと当然ですが、ちょっと練習すればすぐにできるようになりますが、英語だと「簡単だな」と思うような文章でも結構難しい。とくにナチュラルスピードで話される音声を(文章を見ずに音だけで)そのままそっくりに再生するのは簡単にはほど遠いです。

なぜ音声知覚を再生するのがこれほど難しいのか。以下の2つに原因があるのではと結論づけてみました。

  • スピーカー(ネイティブ)と同じリズムとストレス(強さ・音の長さ)で発音することができない
  • 文字(スペル)と単語の単体の音として覚えた記憶に引きずられてしまう

シャドテンレビュー(体験談)

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もう少し具体的にお話ししますね。

シャドテンをやってみて、自分の弱点として指摘されたのは、the を含んだ音でした。例えば、私の “in the up direction” を間違った発音(お手本と違っている)だと診断されました。

[イニ] アップディレクションとなるのが正解に近いのですが [インディ] と私は発音してしまっていました。それも指摘された後でも数回繰り返すほど完全にクセになっていたのです。

/in the/ は、音的に「機能語」(英語の単語はそれぞれ『機能語』と「内容語』に分類され、『機能語』は『内容語』と比較すると重要ではない単語であり、したがって弱く発音される)なので、たいして重要ではないと言えばそうなのですが、自分の発音した録音を聞き直すと、音が違っているだけではなく、たしかにしっくりこない違和感がありました。

これは何なのでしょうか?

イ・ニの音(素)は2つ(♪♪)。イ・ン・ディは3つ(♪♪♪)。音符で言えば1つ分多くインディは発音しているんですよね。この違い、このリズムのズレが違和感の正体だったんです。

大した問題ではないと書いてしまいましたが、こういう小さな間違いや違和感も重なるとトータルのリスニングに影響してきますので侮れません。

ちなみに、英語が『早い』と感じてしまう原因もコレです。私達日本人の認識する音数は確実に多すぎるのです。ここでの話はその典型的な例です。カラオケで良く知っている英語の曲なのになぜかついていけないのもこのため。

他にも英語には日本語ネイティブが不得手とする「音」、つまり聞き取れないとか、早い!と感じてしまう音(音の組み合わせ)がたくさんあります。英語には音の脱落や弱形といった「音声変化」がかなり多く、スペルを追ったらだいたい遅れてしまうんですね。

話を [イニ] に戻しますね。

[インディ] ではない。細く言うと /in the/ の /t/ と/h/ が脱落しているんですね。音を良く聴けば確かにそう。でもそれがわかってもなかなか [イニ] と発音できない。特に /in the/ のようによく出てくる句は、これまで何度も何度も間違った音で脳に刷り込まれているから正すのも大変なんです。

自動的に文章の中で出てくる /in the/を瞬時に [イニ] として認識できるようになるには、最低100回、いや200回かな?それぐらい新たに記憶していかないといけないかもしれません。シャドテンではこういった自分で気づいかない間違い(結構多いんです)をもれなく指摘してもらえるのでありがたいと思いました。

《英語の音声変化についてはこちら》

結局、効果は見込めそうなのか?

シャドーイングは難しいということ、それによって効果がでるのが遅れるということ、そして結果的にそれはモチベーションが続かない原因となりえます。

冒頭でも結論としてお話した通りシャドーイングは練習の効果が見込めます。これは、第二言語習得論でも効果は明らかになっているし、通訳養成の練習方法として確立されています。

実際に体験してみて、わずかな期間でも指導通りに練習を毎日こなしていくことで問題が改善されることを実感できました。上記で書いてきたように録音した音声を添削されないと自分ではわからない部分があります。ミスはひとつひとつ改善していかないと結局、学習効率が落ちるんですよね。正しいシャドーイングには音声添削はとても有効だと実感しました。

他にもシャドテン体験者の口コミ・評判が公式サイトでも確認できますので下のリンクをチェックしてみてくださいね ⇒ 公式サイト:シャドテン

継続することが成功の条件

さて効果を出せる、でも条件があると冒頭でお伝えしましたが、その条件とはずばり「継続すること」です。

なんだ、そんなことか!と思われたかもしれません。しかし、「継続」できないということがそもそも英語をマスターできない最も大きな原因の一つです!そして英語のトレーニングの一つであるシャドーイングも例外ではありません。

でもそれは問題の原因であって本題はここから。ではどうやったら継続することができるのか、というのが課題です。

シャドーイングをシャドテンというアプリをベースに練習してみても、やっぱり「難しい」と思いました。思ったより上手くできないし、ちょっとイライラもしました。

ですが、これはシャドーイングという練習法がそもそも簡単ではないし、初めての練習は慣れるまで時間がかかっても仕方ないですよね。

ただでさえ難しい訓練ですから、正しくやらないと進歩が遅れるし、そしてここが重要ですが、ピンポイントでどこが悪いのか、どう直していったら良いのか、複数の問題のうち何を優先していくのか、というのがなかなか自分では判断できないというところがあります。

自分のシャドーイング録音を聴いて、確かに変だ、お手本と違う!と言うのはわかります。ですが、ではどこから直していったら良いのか?シャドテンであれば24時間以内に、提出した課題の良かった部分、改善が必要な部分が優先付けされて返ってきます。もちろん質問することも可能です。

独りでやるシャドーイングはやはり不安や迷いが付きまといます。やはりプロが伴走してくれると助かるし、結果的に「継続」の見込みが高まると思うのです。

ライブでコーチングしてもらってその場で間違いを直して行く方がずっと効率的ですし、プログリットのコーチングプログラムを受ければそれも可能なわけですが、問題はお値段もそれなりにするということです。

その点、シャドテンであればリーズナブル月額税別19,800円でコーチングのエッセンスを得ることができるので、まずは試してみることをおすすめします。

≪プログリットのコーチングプログラムについてはこちら≫

継続するためのコツ

結局のところ -しつこいようですが- 「継続」がカギです。シャドーイングはトレーニングの一種です。楽しくできる人も中にはいるかもしれませんが多くの人にとって、例えば腕立て伏せのような「トレーニング」は楽しいものではないと思います。

でも、一方でやればやっただけ力がつくのもトレーニングの良いところでもあります。変化(ブレークスルー)は突然やってきます。水面下で着実に実力はついているもの。とにかく続けていくことが肝心です。

まずは1日30分の課題を1週間毎日続けてみる。指導通りに毎日20回のシャドーイングをただ続けるだけでなく、改善点を意識しながらやっていく。そしてどう変わったか、コーチに添削してもらいましょう。

全体の録音を聴いたら大雑把に「ぜんぜん上手くなっていない!」と思うこともありますが、けっこう「この部分が良くなっているよ」というところもあるものです。ここをしっかり評価してもらうのも大事。

成長を実感できることが何よりのモチベーションとは言うけれど・・・実際にやってみて、評価してもらったら、やっぱりモチベーションがあがりました。ちょっとづつでも良くなっている。ひとつひとつクリアしていけばいいんだなと。

もうひとつコツがあります。練習そのもの以外の「面倒なことはなるべくしない」というのも継続のために必要だということです。

たとえば、シャドーイングの教材を探すこと。自分の目的とレベルに合った音源でシャドーイングすることが効果的な練習の基本ですが、これを探すのって一苦労です。教材を探したあとは、和訳して意味を理解する。その後でやっとシャドーイングの練習に取り掛かります。こんな具合で「面倒」って思うことがあればあるほど、「継続」を妨げる原因になります。

シャドテンなら簡単なアンケートやテストによって、AIが300以上のシャドーイング教材からあなたにピッタリの教材を見つけます。和訳も用意されていますので、すぐにシャドーイングの練習を始めることができるんです。しかも7カ国の英語の音源にも対応(ご存知のようにブリティッシュイングリッシュとアメリカンは違いますよね?)していますから、よりリアリティの高い学習が可能。目的とレベル応じて効率の良く学べて良いですよね。

最後に、ちょっと一般的ですが同じ時刻を練習時間に割り当てるのがオススメです。短い時間でもいいから「毎日」やるというのが習慣化しやすいパターンだということも付け加えておきます。

やはりシャドーイングは「練習」であることに変わりはなく、努力を継続する以外にありません。シャドテンのアシストで独りでトライするよりも成功の確率がグッと高くなる。そう考えてもらえばと思います。

まとめ

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いかがでしたでしょうか?

実際にシャドテンをトライしてみたレビューを思ったまま書いてみました。「シャドーイングって難しくて、しかもちょっと面倒」という先入観が正直ありました。効くんだろうけど・・・ちょっとな、と。

でも、シャドテンは上述してきたような面白い仕組みがあると思いましたのでトライしてみることにしました。というのも、シャドテンは自動化されたプログラムということではなく、シャドーイングをするためのプラットフォームであって、サービスの要はコーチングサービスにあるとのことだったからです。

コーチングと言えば、このサービスをリリースしているのはプログリット。これまで多くの英語学習者(これまで1万人が受講されているとのこと!)をコーチングで導いてきただけのことはあると思います。学習者にとにかく英語を「継続」させてきたそのノウハウは一日の長があるのは確かでしょう。

覚えてますか?英語学習において「継続」こそが正義ですからね!このプログラムは面白そう、と思ったわけです。体験してみて、独学では挫けそうなシャドーイングもこれなら続けられそうだと思いました。

価格もわるくないと思います。月額で約2万円ですが、6カ月を目処に続けるとしても悪くないように思います(6カ月プランだと税別10万6800円)。

もっともここは個人差のあるところ。利用者の「課題の深刻さ、解決緊急度」にも当然よりますよね。思案のしどころです。ただ、もし今のあなたにとってリスニングが課題になっているとしたらぜひ試してもらいたいと思います。

効果は期待できますので安心してください。無料で登録できますから、まずはご自分の目と耳でまずは確かめてみてくださいね ⇒ 登録はこちら

それとシャドテンアプリにはシャドーイングトレーニングだけでなく「多読」のトレーリングができる機能も付いています。この「多読」という学習法やアプリの機能についてはまた別の記事でご紹介します。

それでは良い一日を! -Thank you for reading the article! See you later!

おまけ – シャドーイングの練習効果をさらに高めるために

いかがでしょうか。シャドーイングに挑戦してみたいと思われたでしょうか?ここではおまけとして、シャドーイングの練習効果を高めるためのちょっとした提案もしておきますね。

シャドーイングを練習しながら、同時に他のスキルもあげることができればモチベーションがさらにアップします。そしてモチベーションが上がると言うのはしつこいですが「継続」が鍵だからです。そして今回シャドテンを体験して思ったのが、

「どうせやるなら正しい発音でシャドーイングしたい」ということ。

というのもシャドーイングを実際にやっていて気がついたことなのですが、やはり「音を聞いたとおりにそのまま」発音しているつもりなのですが、後で録音を聞くとやっぱり「同じ」じゃないことに気が付きました。もっと言うと「日本語なまりというか、日本語的な平板で単調なリズム」がやっぱり気になりました。

本来なら発音は自動化(発音は意識しない)して、リスニングと音の再生に集中すのがシャドーイングですから、本来なら「発音」は二の次。でも課題を聞き返すと自分の英語が気になることもやはり事実。

どうせやるなら発音を矯正してできるだけ正しい音でシャドーイングしたい。特に20回、30回と繰り返し練習シャドーイングですから、音も正しい音でできれば発音矯正も強化されて、一石二鳥ですよね?

リスニングに課題がある場合、同時に発音にも問題があることが多いです。最終的にスピーキング力をつけたいという目標があるのであれば避けては通れない課題。発音も同時取り組むことでシャドテンの練習の成果がさらに高まれば最高ですよね。

≪発音矯正について詳しく知りたい場合はこちらの記事で≫

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