『英語の勉強の習慣化』手に入れたくありませんか?簡単にできる方法をお伝えします。
英語の勉強を毎日やる!そう決めたものの、やっぱり3日後にはすっかり忘れてる。
ちょっと落ち込みますよね・・・・・「なんて意志が弱いんだ!」って。
これって、ありますよね?(わたしだけとは言わせません!)
今回は「英語の勉強の習慣化ができなくて困っている」あなたへ、簡単に習慣化を成功させる方法をお伝えします。
英語を話すってそんなに大変なことなのでしょうか?

例えば、自転車の乗り方について。
自転車に乗るのって初めはちょっと大変だったけど、そんなにすごいことじゃないじゃないですか。
確かにツール・ド・フランスに出場するのはものすごく大変。
でも、近所に買い物にいく程度であればどうでしょう?
そう、誰でもできます。
英語もそうだと思うのです。
同時通訳者になるとか、英語で小説を書いてベストセラー作家になる。
それは確かに難しいでしょう。
でもわたしたちの多くは、「英語で仕事ができるようになりたい」とか、「外国人と自由にコミュニケーションが取れるようになりたい」とかの英語レベルがほしいわけじゃないですか?
少なくともそれくらいできれば「英語を話せる」ことにはなると思いますし、必要なことをひとつづつ学んでいけば何とかなると思うんです。
コツコツやればいいだけ、ですよね?
わかっていてもできない理由
でもひとつ問題があります。
それは、わかっていてもできないという問題です。
理性でわかっているけど感情でやりたくない。こう言い換えてもよいかもしれませんね。
ダイエットや筋トレと同じ。
カロリー摂取を少なくするか、スクワットなどの運動を「毎日」する。
これだけ。
誰でもわかっているんです。でもできない。
なぜか?
いろいろと理由はあるのでしょうが、ひとまずそれは置いておいて・・・・・
大切なのはその解決法ですよね?
どうしたら、続けられるのか、習慣化できるのかです。
『習慣化』を目的化しよう

人は目的があって何かをする。
英語が話せるようになって、給料が良い外資系に転職する!とか。
目的のために手段があるわけで、手段が目的化したらダメというのが常識です。
ですが、習慣化についてはあえて「習慣化」を目的にすることをおすすめしたいと思います。
もちろん目的は大事です。目的あってこその行動だということに異論があろうはずもありません。
ですが、それはしばしそれを忘れて、まずは新しい「習慣化」をつくることを優先したいと思います。
習慣化さえできればだいたい何でもできるようになる
習慣化さえできれば大概のことはできるようになります。
もちろんFCバルセロナや宝塚に入るのは難しいです(不可能とは言わないけれど)。
ですが、英語はきっと誰でも話せるようになります(習慣化さえできれば)・・・・・
では、なぜそんなに『習慣化』は難しいのでしょうか?
先に「いろいろある」と書きましたが、
『長期で結果を出すために「習慣化したいつらいこと」は、当然のことながらすぐに結果(報酬)が出ない。だから本能的にやりたくない』あるいは『人間は本能的に習慣にないことはやりたくない。なぜなら昨日と違うことをするのは危険だから(新しい事をやって今日を生き延びられる保証がない)』
こんな理由で『習慣化』できないと言われているようです。
心理学の先生が確か上のように言っていたのですが、おそらくそれは当たっています。
というのも、わたしがその理論を聞いた時にピーンと来るものがあったから。
「え?あなたのカンですか?・・・・・」ってがっかりしないでくださいね。
思っただけじゃなくて、実際に試して効果を確認しましたので。
そのうえでこの記事を書いています。
『これは効く!』という確信があってのことです。
ご褒美がないとやる気が出ないのが人間

報酬がないから「習慣化」できないというのが心理学の先生のお話。
であれば、ご褒美があれば「習慣化」できるということでもあるわけですよね?
さらに新しいルーティンを取り入れるのはきついが、ひとたび「習慣化」されれば、それは「習慣」のひとつとして、今度は逆に守られる、というのが今回の核心的な仮説。
したがって目標は「新しい『習慣化』を手に入れる」こととしました。
そして目標達成の工夫として、習慣にしたい行動を「行った」ことに対して『何か既に習慣化している「楽しみ」』を報酬にしました。
「楽しみ」は、瞬間的に喜びが得られるものです。
「習慣化させたい勉強」のように長く続けてこそ結果がでて、結果がでることで初めて喜びが得られるものとは本質的に違います。
わたしの場合、楽しみとして習慣化していることのひとつに、毎朝コンビニで買ったフレッシュコーヒーを近所の公園で楽しむというのがあります。
これを『ご褒美』として設定しました。
具体的な解決法はいたってシンプル
さて、実験の条件を示したところで、いよいよ具体的な解決法をお伝えしていきます。
例えば目的を「仕事で使える英語力を身につける」として、目標のひとつをTOEICリスニングパートで満点を取ることとします。
そして習慣にしたい行為を「英語聞き取り練習(ディクテーション)1セット」に設定します。
練習は、スマホで完結できるようなもので、適当なものを用意します。
例えば、Real英会話というアプリなど最高です。ネイティブによるフレーズ音声のリスニングができるだけでなく、ディクテーションやスピーキング練習プログラムが付いている優秀なアプリ。無料でこそありませんが、十分に安くて多機能です。
なぜスマホアプリかっていうことですが、とにかく「面倒なこと」を避けたいということなんです。すばやく、簡単に「勉強」をスタートできるようにしたい。
ノートとテキストを用意したり、PCを起ち上げる時間はいらない。一瞬で起ち上げていきなりリスニング始められる環境が理想です。
練習の内容についてもディクテーションを1センテンスって少なくない?と思われたかもしれませんが、これでいいんです。とりあえずの目標は「習慣化」ですから。
物足りなくて仕方がないくらい低いハードルから始めたい。後からいくらでもタスクを増やすことはできますからね。
この習慣化プロセスをまとめると、
『毎朝公園に行って、「ディクテーション」を終えたら、コーヒーを楽しむことにする』
となります。
すぐに報酬がでない「辛い」こととすぐに報酬がでる「楽しい」ことを組み合わせただけとも言います。
ポイントは既に出来上がっている習慣をベースにしているということ。新しいことを始める時に「本能が嫌だ」と意識する以前に、単純にそのことを忘れてしまうというのも防げます。
「朝」→「公園」→「コーヒー」という既にある習慣に「ディクテーション」を「コーヒー」(ご褒美)の前にねじ込んで新しい習慣にする。簡単ですよね?
結果を気にしないこと
結果(大目標達成)はついてきます、あとから。
考えてみてください。
毎日のタスク(仕事)をそのまま3ヶ月とか1年続けて結果が0なんてこと、あるでしょうか?
1年間の英語のコーチングプログラムで1日3時間の学習タスク(レッスンと自習)を課すトライズというスクールがあります。
そのプログラムを検討している人たちからの質問で「効果はあるでしょうか?」というのを度々見かけますが、「ないわけがない」と思うのです。
絶対にあるに決まっています。
1日15分ですら何かを1年続けて何の変化もないなんてことはちょっと考えらませんよね?
プログラムの途中でタスクの軌道修正はあるでしょうが、それでも続けていれば目標到達の確率はかなりの高くなるでしょう。ましてプロのコーチがついていればなおさらです。
変化を『見える化』させる

試しに1ヶ月続けてみましょう。そこで結果を測ってみるのです。英語学習の例で言えばトライアルの前にレベルチェックテストを受けてみるとより変化がわかりやすいですよ。
TOEICでも良いし、無料英語力テストのEF SETテストというのもあります。数字があると変化が『見える化』します。
参考サイト:TORAIZ(トライズ)
参考サイト:EF
『見える化』の狙いは数字によって小さな変化でもそれをはっきりと実感できるということ。
上達の実感が報酬になって「習慣」をより強くさせる効果を期待します。
これが次の1ヶ月の「燃料」になってモチベーションも新たに走り続けられます。
失うものは何ですか?
試すことで失うものって何でしょうか?
「時間」がまずあります
他には?
先に紹介したコーチングプログラムであればその受講費用でしょうか。
アプリや教材の代金もお金を失います。
では、もし上手くいったらどうでしょう?
あなたに何が手に入りますか、どんな生活が待っているのでしょう?
小さく始めることで自信をつける
それでもいきなり大きな投資は怖い、自分が続けられるかやっぱり不安。
それもわかります。
では、ばかばかしいくらい小さく始めてみるのはどうでしょう。
無料でできるプログラムを使えばコストも時間だけです。
ただし、現在地点の測定と目標値は設定してください。
お伝えしてきたとおり効果が見えやすいですから。
まずはやってみること。
小さく目標を設定して1か月続けてみることが大事です。
まとめ
ちなみにわたしの朝の話ですが、これまでのところすこぶる順調です。
調子に乗ってルーティンに「スクワット15回」も組み込んでみましたが、問題なく習慣化できそうです。
あなたもぜひすぐトライしてみてください。
というのも、例えば今朝の15分はもう二度と戻ってこないからです。
こんな英語のことわざをご存じですか?
“Procrastination is the thief of time”(「先送り」は時間泥棒)
やらないことも「失うこと」なんですよね・・・・・
何気ない朝の15分を意味のある15分に変わるきっかけになれば嬉しいです。
Thank you so much for reading the article. Take care!