【英会話超初級者向け】導入チャンク❶ “I wanna”

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【英会話超初級者向け】導入チャンク❶ “I wanna

今回のチャンクは、(したい!)I want to → “I wanna” です。

何かをしたい時に使いますから、最も頻繁に使われるフレーズの代表とも言える存在。何かをしたい!と思ったら1秒以内にパッとこのチャンクを引き出せるようにしたいです。

まず会話のオープニングで「(私が)したい/やりたい!」と会話の方向性を宣言して、「何を?」(コンテンツチャンク)につなげていきます。

以下にIPA発音記号を示します。[ひらがな]表記と音声ファイルを参考にしてください。何度も口に出すことで正しい音を、間違ってインプットされている「カタカナ」英語の音に上書きしましょう。刷り込まれた「ア・イ・ウォ・ン・ト・トゥ」を変えるのは容易ではないですが、何度も繰り返せば次第に書き換わります。

aɪ ˈwɑnə ][あいな]

音声ファイル:I wanna

参考記事【英語】発音記号|絶対に覚えた方が良い理由があります

 

導入チャンクにコンテンツチャンクをつなげた例
  •  [ I wanna] [ go shopping ]

音声ファイル:[ I wanna go shopping ]

 

I wanna について

I wanna は、I want to を省略した形をそのまま綴ったものです。書く場合は、I want to が正しいのですが、そのまま発音しても意味は通じますが不自然です。会話では、I wanna と発音するのが一般的です。

短縮することで失礼になるということはありません。もう少し丁寧に言いたいのであれば、I’d like to という表現を使います。ちなみにこの表現も、I would like to を省略したものですが。

とにかく口語ではこう言った「省略形」や「音の脱落」など文体(正式な綴り)とは異なる「音」がいたるところで出てきます。そういう会話で使われる音に慣れることは、発話をよりスムーズにする意味で、またリスニングの観点からも超重要です。

I wanna と発音された音は、I want to とは決して聴こえないのです。

ちなみに、過去形の I wanted to は、I waneda (あいうぉねだ)のようになります。[あいうぉねっ]+[とぅ→ だぁ]がくっ付いて変化しるようなイメージです。tとその有声音の d は消えて無くなったり、この例のように t → d になったり、本当によく変化します。to は「な」になったり「だ」になったり。どっちなんだ?って思いますよね。どっちみちSchwa(曖昧母音化)になって小さく、短く発音されますからそれほど神経質になることもないですけれど。

ですからまず省略形の音をインプットしませんか。「正式に綴りどおり」発音されることのほとんどない「音」を覚えることに意味がないばかりか、反応の遅れの原因になります。

例文の go shopping (ショッピングに行く)のように、「したいこと(動詞 + something)」を入れ替えることで無限の組み合わせができます。

さらに基本形の「I wanna」を変化させると否定形の「わたし/したくありません/何かを」や疑問形の「あなた/したい/何を?」と「何/をあなた/したい?」のようなバリエーションが作れますよね。

  • [I wanna][(do + something)]
  • [I don’t wanna][(do + something)]
  • [Do you wanna][(do + something)]?
  • [What do you wanna][do]?
  • [What do you want me to][do]?

最後の「何をしてほしいの?」の分だけwannaになりません。want-to = wannaの法則が崩れるからですね。ちなみにこの want me ですが、”t” が脱落して、wan-me になります。

発音のポイント

i-wannagoshopping

あいごぅしゃっぴん(ぐ)

 

チャンクは単語の集まりですが、あたかも一語としてイメージして発音するのが大事。

ここが最大のポイントです。くれぐれも[あいわな]を「ア・イ・ワ・ナ」という4音節で発音しないこと。「ゴー」と「ショッピング」の2語ではなくて一単語として[ごぅしょっぴん(ぐ)」と発音するイメージです。

音のストレス(強勢)を内容語に置きながらチャンクごとの意味の塊を意識しながら流れるように発話します。内容語とは、センテンスに含まれる、名詞・動詞・形容詞・副詞・Whatなどの疑問系・Notなどの否定系の単語のことで、その他の単語に比べてより「強く・長〜く・高く」発音されます。

センテンスストレスのルール
  1. 名詞と動詞が最も強く発音される
  2. 形容詞+名詞になった場合は名詞にストレスがくる(例:good-idea)
  3. 名詞+名詞になった場合は、前の名詞にストレスがくる(例:three-days)
  4. 句動詞の場合は、前置詞にストレスがくる(例:get-out)

 

内容語以外の前置詞などは、機能語と呼ばれ小さく、逆にとてもストレス(強勢)も弱く短く、モゴモゴと短くしかも低い音で発音されます(機能語の母音がSchwaとよばれる曖昧母音〔発音記号=ə〕に変化してしまうから)。

 

この機能語、先に話した「短縮」、リンキングによる「hなどの脱落」などが「英語が早く聞こえる」理由。海外ドラマが聞き取れないのもこれらが主犯です。ナチュラルな英語は、慣れないと本当に聞き取れませんが、まずはその理由を理屈で知ったうえで、リスニングするようにしてください。だんだん聞こえるようになっていきます。

 

このようにネイティブは波のように現れるストレスの置かれた部分をとらえながら全体の内容を読み取るように習慣づけられています。別の言い方をすれば、強弱の波をつけながらでないとなかなかスムーズに内容を伝えることができないと言うことでもあります。

 

最後に[しょっぴんぐ]の(ぐ)ですが、カタカナの「グ(gu)」と発音しないように![しょーーーぴん]から自然に(ぐ)に落ちていくような感じで終わらせます。

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試してみる!

以下の3つを英文で作ってみてください。

1. トイレに行きたいのですが。
2. ステーキが食べたいの?
3. 明日は何しようか?

 

常に「誰がしたいの?」(つまり主語)をパッと思い浮かべられるようにします。日本語は主語が省略されますから、浮かんだアイデアやイメージからまず「誰が」を意識して特定するクセをつけるようにするといいかもしれません。

 

That’s it for today, thanks so much for reading the article!

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