4ステップであなたに必要な【ビジネス英語】を最短で学ぶ方法
前回に引き続き、小林真美著の「出世する人の英語」から気になるトピックをピックアップしてみました。
ところで、この「出世する人の英語」ですが、結論から言うと、アメリカの会社と取引がある人、アメリカ人の上司がいる人、外資系に転職を考えている人にぜひおすすめしたい本です。
プロフィールでも書いていますが、わたしは5年近くアメリカ住んでいた経験があります。当時は大学生でしたが、社会人になってからもアメリカ人の上司を持ったこそないのですが、アメリカ人とのビジネス上の付き合いは何度もしています。
その経験からも、それってあるなぁ・・・と言うこともありますし、そうだったのか!と気づかされたこともある一冊です。
ちょっとした事、細かすぎるかなと一瞬思える事例にも著者の経験に裏打ちされた「知っておいた方が良い」情報だったり。そういうところも読んでいて楽しいところでもあります。
堅苦しい本ではないですからすぐに読めますし、お伝えしたように学べるコンテンツもちゃんとありますから是非手に取ってほしいと思います。
出世する人の英語 アメリカ人の論理と思考習慣 (幻冬舎新書)
今回はその「出世する人の英語」の中でも特にこれは良い!と思った「最短で英語が身につく4つのステップ」を紹介したいと思います。
と言うのも、この4つのステップについてキッチリ考えて整理しておくことで、このサイトで紹介しているオンライン英会話や英語コーチングスクールで、より一層の効果が期待できると思ったからです。
4つのステップで学びをフォーカスする
英会話は漫然とスクールで習っても無駄だと「出世する人の英語」著者の小林氏は言っていますが、わたしもその意見には同感。
特にビジネスパーソンの場合、仕事のための英会話のマスターが目標ですから、しっかりターゲット(何をいつまでに習得)を決めた方が良い。そしてその方が結果を出せる確率が高まると思います。
これから紹介する「4つのステップ」はこのためのフレームワークになります。
簡単に言えば、このフレームワークに従ってエクセル表に整理していけば、英会話学習の効果が飛躍的に高まります。
英会話スクールでの効果を最大限に
具体的には、この表に基づいてオンライン英会話スクールの講師にレッスン内容をリクエストします。あるいは、コーチングスクールのパーソナルトレーナーに独自カリキュラムの作成を依頼します。
こうすることで、講師やトレーナーもはっきりと道筋が見えて指導がしやすくなり、結果として成果が出しやすくなるわけです。
特に目標達成時期を短期で設定しているなら、ターゲットは具体的であればあるほど結果が出やすいと思います。
特に英語指導のプロのトレーナーやコンサルタントであれば目標設定の段階から相談に乗ってもらえますから、成功の確度はさらに高まるのではないでしょうか。

4つのステップ
4つのステップについてそれぞれ考えていくわけですが、ここで肝心なポイントをお知らせしておきます。
それは日本語でまずは考えてみると言うことです。
何を言うべきか、言いたいのか、案外日本語でも出てこないことってあります。ちょっと複雑な案件だったり・・・特定の問題を説明するのに日本語でもうまく伝わらないなんてこともけっこうありますよね?
まずは4つのステップを「日本語」でじっくりと考えることからスタートです。
STEP 1 目標設定
「いつまでに何をするか」を明確にする
・定例会議で聞き取れなかった事を質問する
・理解を深めるために積極的に質問すること、など
STEP 2 現状レベル把握
今の自分のレベルで言えることを書き出す
・会議では100%聞き取れないことも多い
・会議で聞かれたことに何とか答えているレベル、など
STEP 3 具体的に話したいこと
具体的に何を話したいのか絞り込む
・質問することで会議に積極的に参加する
・的確な質問をすることでチームに貢献する、など
STEP 4 必要フレーズの選定
日本語で言いたいフレーズを書き出し、それに合った英語フレーズを選択する
・質問の型(フレーズ)をマスターする
・具体的な質問フレーズを用意する、など
ぜひ一度エクセルシートにこの4ステップをまとめてみてください。
まずはあなた自身の向かうべき方向がはっきり見えてくると思います。
ビジョンは具体的で明確であるほど達成の確率が高まります!
本来はこのパートだけでも割と大きな成果だと思うのですが、いかがでしょうか?
まとめ
出世する人の英語 アメリカ人の論理と思考習慣 (幻冬舎新書)
この本には今回のメイントピックとした「4つのステップ」以外にも、あなたにとっての気づきがきっとあると思います。
グローバルビジネスにかかわるビジネスパーソンにとって、知っておいて損の内容ですから読んでみてください。
そして4つのステップのフレームワークを作ってみてください。
ちょっと面倒くさいと思われるかも知れませんが、ここでかける手間は後できっと大きく跳ね返ってきます。
もし英会話レッスンの受講をあなたが考えているなら、ぜひトライしてみてください。ハッキリと結果に違いが出ると思いますから。
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