【英語上達のヒント】英文法を学ぶならライティングがおすすめな理由

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英文法を学ぶならライティングがおすすめな理由

 

英文法の勉強をしよう!

そう思って参考書を買ったけれど・・・

そう、でも続かないんですよね。

そんなあなたに「ライティングで英文法を学ぶ」という方法を提案したいと思います。

 

英文法を参考書で学ぶのはもちろん悪いとは言いません。
それどころか、参考書で最後まで勉強出来ればいいなと思います。

 

でも問題は・・・なかなかその勉強が続かないということです。
なぜか?それはやっぱり簡単に言うと面白くないから。
必要だと思うけれど、いったん面白くないと思うと、次からテキストのがやたらとしんどい。

おそらく、こんな調子なのは自分だけではないのでは?と思うのですが・・・

 

英文法を学ぶならライティング!


今回は、どうやって英文法の知識を身につけるか考えてみるのですが、結論は既にお伝えした通り。

英文法を学ぶならライティング(作文)から学ぶ!

これが今回の提案です。

自分の言いたいことを文章にしながら、必要な文法と単語を学んでいくという方法です。

 

書く事の重要さ

特にスピーキングを念頭においた場合、ライティングの能力は超重要です。
喋るというのは超高速で瞬間的に作った文を発声したものに他ならないからです。

そして、書けないことは ー 100%話すことができないという事実。

この意味からもライティングで学ぶというの理のあることだと思うのです。

 

何のための英文法か?

ところで英文法を学ぶって、英語のスキルをあげるためって考えてしまいがちではないですか?

TOEIC®のスコアをあげるためにも必要ですよね。
それって手段が目的化してないか、ということなんです。

本来は言いたいことがまずあって、それを出来る限り自分の思うように伝えたい –
このために言葉があって、その言葉を機能させるための共通ルールが「文法」(やっと行き着いた!)だと思うんですよね。

説明…長いですね・・・(汗)

つまり何が言いたいかというと、言いたいことを伝えるために文法を勉強しようということです。

 

言いたいこと – まずここから始める英文法

英文法のテキストの1ページから難解な文体の構造解析までの(使用頻度よりも)難易度をベースにした直線的な勉強法。これが通常の文法学習。

それよりもちょっとランダムになるかも知れないけれど、興味のあること、伝えたいことを言うために必要な文法から学ぶ、というのもあると思いませんか?

 

ちなみにAI(人口知能)を導入して、生徒の興味とレベルに合わせて「カリキュラムを自動生成」するというユニークなオンライン英会話スクールがあるのですが、少し考え方が似ているかも知れません。このスクールはvipabcと言いますが、レベル分けされた生徒が共通テキストを使うということはありません。一人ひとりがオリジナルのカリキュラムを通して学べます。

※興味を持たれたらvipabcについて書いた記事がありますので以下をご覧くださいね。

vipabc オンライン英会話の評判と口コミ
シリコンバレーの投資家の評価を受けながらグローバルに事業を展開し、世界的に注目を集めるEdTec(教育およびテクノロジー)企業のiTutorGroup。そのiTGが提供するオンライン英会話スクールがvipabcです。とは言え、日本では2...

 

 

興味のあることはやっぱり面白い

先のvipabcですが・・・なぜそんな手の込んだことをと思われたかも知れませんが、その理由はいたってシンプル – その方が面白いから。

そして面白い方が何事も続くし、結果的にその知識やスキルが身につくと思うからです。

ひとつ例をあげてみます。

学校で今日の授業は「仮定法について勉強します。まず例文ですが? ”If…” 」とやって、ノートに例文を書き写していくよりも・・・

「今日は『5年後になっていたい自分』について英語で書いてみましょう。辞書を使って書いて良いですよ、制限時間は15分。出来たら順番に発表してもらいます!」という課題の方がモチベーションがあがりませんか?

人間というのは、インプットするよりアウトプットすることで「自分を表現する」ことの方がより快感があると言うか、楽しいと思うんですよね。

 

承認欲求を満たす=モチベーションがあがる

自分の意見を言いたい、わかってもらいたい –
これを心理学者のマズローさんは承認欲求と名づけました。

「認めてもらいたい」欲求。

なるほどSNSが流行るのは思えば当然のことなんですね。
親や先生や嫁や友人や同僚や上司や・・・世の中に認められたい。
大なり小なり誰でも持っている欲求ですよね。

かく言うわたしもここでこんな事を書いているくらいですから、それなりに承認欲求の高い人間・・・ということになるわけなのですが(汗)

ちょっと話がそれました。「仮定法」の例に話を戻しましょう。

 

文章を書きながら自然に(必要に駆られて)英文法の知識をつける

先の課題を例にとると「未来」をイメージしていきますから必然的に仮定法を使う可能性は高いですよね・・・と言うより、使わずに語ることの方が難しい。

つまり文章を書きながら、そのプロセスで自然に必要な文法を学べる!という提案です。

確かに網羅的・体系的なアプローチではありません。そういう意味での欠点はあるでしょう。
それでも・・・ほとんど使わないであろう知識を覚えるということだって実践的ではないと思うのです。

文章を書くことで、文法を学ぶ方法のメリットは、自分に本当に必要な文法と単語から学んでいくと言うことです。

さらに文章を組み立てていくにしたがって、必要な論理的な思考も学べるという利点もあります。

ご紹介したvipabcのコンセプトもそうなのですが、自分に必要な英語を学ぶということです。

 

ライティングはさまざまな効果をもたらす

もちろん作文トレーニングは、先にもお伝えした通りスピーキングの土台になります。
スピーキングとは瞬間的に作った分を発声することで伝えるということです。

さらに作文は、文章を複数作って論理的に「言いたいことを伝える」だけでなく、時に例をあげたり、根拠を示したりしながら「説得する能力」も育てます。

このような作文によって鍛えられる思考プロセスは単に文法的に正しい文章を作る以上のもの ー?会話や、もっと進んでディスカッションやディベートのスキル向上に絶大な効果をもたらします。

 

さて、ここまでとうとうとライティングを学ぶメリットと効果をお伝えしてきました。

次回はこのライティングを具体的にどうやって学んでいくか、おすすめの学習法などをまとめていきたいと思います。

つづきの「超初心者はサクッとライティングのための基礎を作ってしまおう!」を読む

 

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