カランメソッドって聞いたことあるでしょうか?
通常の英会話レッスンよりもずっと短期間(約1/4!)で英会話スキルを習得できると言われている学習メソッドなのです6,実際のところ、カランメソッドとは何なのでしょう?
- 普通の英会話レッスンとどう違う?
- どんな人に向いている?
- 効果や体験者の評判はどうだろう?
今回は、このようなカランメソッドのついてのさまざまな疑問を探りながら、カランメソッドの効果や体験者の口コミもあわせてご紹介していこうと思います。
通常、ケンブリッジ英語検定試験(PET)のレベルになるまで一般的な学習方法では350時間程度必要とされています。しかしカランメソッドで同レベルになるまでは80時間程度必要と言われており、カランメソッドであれば一般的な学習方法の1/4という短い時間で効率よく学習ができます。(NativeCamp公式サイトより)1
カランメソッドって何だろう?
カランメソッドはイギリスでロビン・カラン氏によって開発された一般的な学習方法に比べて約1/4の短期間で英会話スキルを習得できると言われる英語教授法です。これまで35か国の英語学習者、100万人以上が学んでいます。2
このロビン・カラン氏ですが、もともとは直接教授法(ダイレクトメソッド)で有名なベルリッツ(Berlitz)の講師でした。
ところで直接教授法とは、外国語を母国語を介することなくそのまま外国語のまま学んでいく方法です。ベルリッツはいち早くこの教授法を取り入れたベルリッツメソッドによって世界的に認められるようになったのでした。
そのベルリッツの講師として勤めていたカラン氏が、新しい直接教授法として独自に開発したのがカランメソッドです。今から50年ほど前のことです。母国語の助けを借りずに英語だけで学んでいきますので、つい日本語訳を頭の中でしてしまう「大人」の学習者にとってその悪癖?を除くのに有効な方法と言われています。
カランメソッドを一言で言うと
日本語を介さない・・・つまり日本語で考えることなしに英語で考えて英語答えていく訓練です。
それもものすごい速さで。
インストラクターの質問にフルセンテンスで即答していきます。回答の文章は予め決まっているので受講生はそれを淀みなく答えることに集中します。
したがって高速で答えを考える、ということではなく、考える以前に反応・反射していくという訓練を何度も繰り返すことで英語脳を作っていくようなイメージです。
回答の文章が間違っていたり、発音に問題がある場合は、の場でインストラクターが訂正し、受講生は再度正しい文章で答えていきます。
カランメソッドの実際のトレーニングシーンがYouTubeにアップされていたのでチェックしてみましょう。動画は、カランメソッドのオンライン正式認定校のQQ Enlish、ネイティブキャンプ、GEOSオンラインのレッスン風景です。
インストラクターが2回繰り返し質問するのが特徴ですね。
その質問にできるだけ高速で(考える間もなく)しかもフルセンテンス(これも特徴です)で答えていきます。
このような訓練を何度も何度も繰り返していきます。
レッスン内容
レッスン内容は、復習が70%、新規単語・フレーズの習得が20%、音読10%の割合です。
これに加えて専用アプリを使った聴き取り(ディクテーション)のトレーニングを自習で行います。
カランメソッドのレッスンには独自の決まりごとがいくつかあってそのルールに講師と受講生はのっとってトレーニングをしていきます。
カランメソッドの決まりごとの例
- 講師は質問を「2回」繰り返す
- 講師は受講生の答えを待たずに回答していく
- 受講生はできるだけ素早く講師の回答と同時になるくらい即答する
- 回答は省略形を使う(例:I will ⇒ I’ll)
- レッスン中はテキストを見てはいけない
- フルセンテンスで答える
- 全ての(文法や発音)ミスはその場で修正される
- レッスン中に講師に質問や注文を付けることはできない
レッスン期間
レッスンはステージが1~12までありますが、おおむねこれをすべて終了するのに160~200時間程度が必要とされているようです。オフィシャルのテキスト(英語版別売)にそって学習をすすめます。
1~4までが超初心者向きのステージですが、ここが最も大事なステージでしっかりと復習して「簡単過ぎる!」というところまで行っておけば中級以上のステージでつまづくことが少ないようです。何事も基本が大事ということでしょうね。
カランメソッドのメリットデメリット
メリット
通常のシチュエーションベースであったりフリートークの「会話」レッスンに比べて大きくことなるのが、カランメソッドは純粋なスピーキングのトレーニングだと言うことです。
「考える時間・翻訳する時間」を与えずにとにかくスピーキングしないといけないのがカランメソッド。口と舌の筋肉を実際に動かす時間量が圧倒的に違います。英語をまったく話せない人が「頭が痛い」と表現するくらい脳ミソの筋トレをしていきます。
英語で聴く・反応する・話すスキル=英語脳を徹底的に鍛えるのがカランメソッドの特徴であり、すなわちメリットです。
また、しっかりとカリキュラムが組まれていますから、一から順にステップアップしていけば確実に上達できるようになっているのもメリットです。50年以上の歴史がありますから証明済みのメソッドということですね。上述の専用学習アプリが利用できるようになったことで、さらにスキルアップを早めることが可能になりました。
デメリット
- 定型の練習が『つらい』『つまらない』
- 自由な会話を『学べない』『楽しめない』
カランメソッドのデメリットとして、パターンの練習の繰り返しでつまらない、楽しくないと言われることがありますが、そういった側面は確かにあります。
ですが、トレーニングとは一般的にそういうものであるし、本当の「楽しさ」は目標を達成した後に訪れるものではないかと思います。
ゲーム感覚でレベルアップすることに当面の「楽しさ」を求めたい。出来る限り高速で、例えばステージ4クリアと言った短期目標の達成に集中する。そこまではメソッドを信じてレッスンに集中したいです。批判しながらやっても効果は半減してしまうと思いますので。
カランメソッドは、自由に素早く英語を操るためのまでに必要な基礎づくりです。何事も「コミットメント」が大事。やると決めたら目標まで一気に駆け抜けたいですよね。多少のつらさや困難は予め受け入れておく必要もあります。
目標達成した時点では、きっと今とは見える景色が違っているでしょう。メソッドについての客観的な評価もできると思います。そこでカランメソッドを追究するか、違う目標を設定するか決めれば良いことだと思います。
とは言え、誰でも練習していくなかで壁に当たってモチベーションが下がったり、『練習』に飽きてしまったりすることもどうしてもあるでしょう。
そんな時はスピーキングテストを受けてみるのも手です。TOEIC®やVersant®などのテストでどれくらい上達したか試してみるのも良いでしょう。スピ―キング力ももちろんですが、リスニングも知らず知らずのうちにスキルアップしていると思います。定期的にスコアを得ることで習得度が見える化、モチベーションの維持に役立ちます。
参考:トライズ| Versant で学習効果測定-効果を見える化
カランメソッドはどんな人に向いている?

Photo by bruce mars from Pexels
- しっかりとした目的がある
- 忍耐力がある
- 集中的に取り組める
こんな人がカランメソッドに向いています。というのも・・・
カランメソッドは「訓練」だということがまずあります。
決められたカリキュラムに従ってまずはひたすらやり抜く姿勢が必要です。
訓練ですから、ちょっとつらくなる時もあるかも知れません。
そんな時のモチベーションの支えになるのが「目的」。
英会話力をつけて何をしたいのか?何ができるようになるのか。
しっかりとした目的があればそれだけ粘りがでます。
訓練期間は、楽しさや想像性を捨てて「英語脳」の土台を作ることに専念する – 英語の基礎体力をつけることに集中できれば十分に成果を期待できるでしょう。
カランメソッドは初心者でも大丈夫?
カランメソッドは初心者向けのプログラムです。
冒頭で紹介したカランメソッドで目指すレベルは、非ネイティブが通常350時間(カランメソッドなら80時間)かけて到達すると言われているPET(下表参照)です。
PET (Preliminary English Test):英検3~準2級 / IELTS:4.5 / TOEIC:350~500 / TOEFL:380~430相当。英語圏での日常生活が送れるレベル。高校、短大、大学生向け。(「ケンブリッジ英語検定」より)3
つまり、初心者から初中級者に到達するためのプログラムがカランメソッドということになるかと思います。
たまに、全て英語によるトレーニング(テキストもレッスンも全て英語)のために、初心者にはハードルが高いとの意見も聞きますが、それはすべて英語で指導されることによる抵抗感からかもしれません。
カランメソッドは中学生レベルの知識から中級程度(英語圏で日常生活できるレベル)に一気に集中して2~3カ月で到達するといった目的に、最大の効果が期待できるメソッド。
もし、中学英語もあやしい・・・ということであればサクッとおさらいしてしまうという手もあります。

ビジネスパーソンにおすすめは?
ビジネスパーソンには、ビジネスカラン(Callan for Business)がおすすめです。
700以上のビジネス用語、イディオムやフレーズから学べるのでビジネス英語を習得したい場合でしたら、こちらのプログラムがいいですよね。
ただし、このプログラムはカランメソッドの8~10ぐらいのスキル所持者が対象となっているようですので、初心者であればまずは通常のカランメソッドをほぼほぼマスターしてからということになるでしょう。
カランメソッドについての評判・口コミ
カランメソッドの受講体験者(QQ EnglishとNative Camp)の口コミをまとめてみました。
カランメソッドは独学で学べる?
カランメソッドは独学でも学べるの?といった質問を見かけることがあるのですが、これまでお伝えしてきたとおりカランメソッドの要は、講師と生徒の質問と回答の応酬ですから、独学は基本的にあり得ません。
講師、しかもちゃんとカランメソッドのトレーニングを受けた講師と学ぶのがカランメソッドです。逆にちゃんとしたトレーニングを受けて認定を受ければ、ネイティブでなくても講師としてカランメソッドを教えることができます。
独学は難しいですが、レッスンを受けながら自主トレーニングしていく場合は話が別です。
本来のレッスンを補強するうえで自習はとても有効・・・というよりできるだけ早く話せるようになりたいのであれば自習は欠かすことができません。
カランメソッドを学べるアプリ
この学習アプリはカランメソッド認定校の生徒だけがコンテンツを利用できる特典で、短期間でのスキル習得を強力にサポートするツールです。このアプリで自主トレをする、しないで大きく結果は違ってくるでしょう。
- カランメソッドインストラクターによる音声と動画が見放題
- Stage1 -12まで全てカバー
- 最新バージョンを含むお好みのバージョンのカランeBooksがダウンロードできる
カランメソッドとDMEの違い
同じような直接教授法(ダイレクトメソッド)に、DMEという学習メソッドがあります。
このDMEについてカランメソッドとどう違うの?といった質問も多いので、その違いについて簡単に触れておきますね。
DMEはカランメソッドとの関係も深く、カランから派生した新しいタイプのダイレクトメソッドです。ベルリッツから独立してカランメソッドが開発されたようにDMEも元カランメソッドの講師によって開発されました。
DMEは教授法や効果は似ていますが、以下の点でアプローチが違うメソッドです。
- 文法学習
カランメソッドにはない文法学習がメソッドに組み込まれている。話すだけでなく同時に文法の学習もできる。 - 会話のキャッチボール
カランメソッドでは先生からの質問→生徒の返答という一方通行のやり取り。DMEメソッドでは、生徒から質問もできるし、双方向コミュニケーションを訓練する。 - 創造性を伸ばす
DMEメソッドでは、自分で考えた自由な発言ができるように訓練する。 - 実践的なエクササイズ
最新エディションでは、コミュニケーションエクササイズがより多くカリキュラムに組み込まれ、実践度がアップしている。
カランメソッドの一種の堅苦しさ(長年かけて作り上げた”型”ということでもあるのですが)が苦手!英会話スキル中級者以上で、自分の考えを自分の言葉で伝えるスキルを身に付けたい!という人にはDMEが向いているでしょう。
DMEメソッドで現在オンラインでオファーしているのは、イングリッシュベルだけです。
詳しい情報はイングリッシュベルの公式サイトをご覧ください。
カランメソッドの口コミ・評判
良い口コミと評判
- 何度挑戦してもモノにならなかった英会話がカランメソッドで遂にできるようになった
- 丁寧に指導してくれる講師はとても訓練されている印象
- 何度も繰り返し練習した表現は体に染み込んでいるためか、実践で問題なく使えた
- 毎日のレッスンを生活に組み込む事がでくれば続けられる
- 続けて受講することで明らかに流暢さが増した
- 25分間での発話量が他コースと比べて断然違う
- 会話をする時の”瞬発力”がついた
- 文法や発音の間違えをしっかり指摘してもらえるがうれしい
- 集中が持続するから学習効果が高い
- 練習したフレーズが口をついて出てきたことに驚いた
- 少しづつ英語が上達してきている実感がある
- 自然な会話の輪に加わりたいならカランメソッドの訓練が有効
- カランメソッドはスピーキングの練習に適している
- 最初は何を言っているかわからない、頭が痛くなるので心してかかるべき
- 考えるスキもなく25分があっという間に過ぎていく
- 先生の発音が良くカリキュラムもしっかりしているのが良い
- 英語の条件反射力がついてリンキングや文法も同時に学ぶことが出来るのはメリット
- ビジネスコースなど他のコースと並行して学ぶことでより効果的になる
- 認定校の授業は明らかに内容の充実度が違う
- 毎日やることで徐々に英語のスピードに慣れてきている実感がある
- 質問にも丁寧に答えてくれて、さらに発音も詳しく教えてくれるのはありがたい
- 間違っても気にせず堂々としていられるようになった
悪い口コミと評判
- フルセンテンスで答えるのが煩わしい
- 自分で考えるレッスンではないから今の自分には向かない
ポジティブな意見はなるほどと思いますし、ネガティブな意見も一理あると思います。
ですがカランメソッドのように入念に作り込まれたメソッドにトライする場合は、そのルール通りにやっていくのが王道です。実際にポジティブな効果を多くの人が得ているから50年続いているという事実を忘れるべきではないでしょう。
でもだからといって万人に効くというわけではないことも事実。自分のレベルや目的に合わない、あるいは自分のやり方にこだわるのであれば「メソッド」は向いていないタイプです。その場合は他の方法論を模索した方がいいかもしれません。
カランメソッドが学べるオンラインスクール
カランメソッドを学べるオンラインスクールは幾つかありますが、Callan Method Organisationから正式に認定されているスクールは以下の3校です。
カランメソッド認定オンラインスクール
- QQ English
- Native Camp (ネイティブキャンプ)
- GEOSオンライン
上記の3校であればイギリスのカランメソッド本部から認定を受けたカリキュラムで、しかるべき訓練を受けたインストラクターのみがカランメソッドの指導をすることになっていますから、クオリティは担保されています。
つまりこの3校は原則的にカリキュラムと講師のレベルは同等と考えて良いかと思いますが、レッスン料金の体系はそれぞれ違っています。
QQ Englishは毎日1回レッスンの月額料金を基本としていますが、ネイティブキャンプは受講回数無制限の月額定額制。したがってネイティブキャンプの場合、1日に3回、4回と受講しても月額料金は変わりませんが、講師を予約するのに1回200円かかります(予約なしの受講も可能)。一方でGEOSオンラインは、回数制の料金制度を採用しています。
カランメソッドコースの料金比較(税抜)
QQ English | Native Camp | GEOSオンライン | |
コース名 | 月1,500ポイントプラン | プレミアム プラン | ステップアップ (初級)コース |
レッスン時間/コマ | 25分 | 25分 | 25分 |
最大受講可能数 | 月30回 | 無制限 | 20レッスン |
料金 | 9,680円/月 | 6,480円/月 | 13,000円/月 |
予約料金/回 | 0 | 200 | 0 |
レッスン単価 | 323円※1 | 416円※2 | 650円 |
※1 QQ Engishのレッスン単価は1か月30回コース・50ポイントで計算した価格
※2 ネイティブキャンプのレッスン単価は1か月30回、全レッスン予約をした場合の価格。受講回数無制限なので月60回受講しても定額料金は変わりませんが、カランメソッドには予約が毎回必要なので回数×200円が追加で必要にまります。30回を例にすると予約料金6,000円が定額の6,480円に可算され、合計12,480円になります。
選択のポイント
カリキュラムと講師の質については、前述のとおり上記の認定スクールであれば問題ありませんね。
後は自分の目的と目標(達成時期を含む)、ライフスタイル、それぞれのスクール独自の料金体系やサービスの違いなどによって選ぶことになるでしょう。
それぞれ無料体験をオファーしていますから、カランメソッドが合いそうか、どのスクールが合いそうか、試してみてください。
QQ English オンライン
カランメソッド正式認定をオンライン英会話で初めて取得したスクール。講師全員が正規雇用であり、アルバイト講師は一人もいないことが特徴です。講師はTESOL(国際英語教授資格)所得者であり質の高さは折り紙付き。ホスピタリティとモチベショーンの高さも評判です。また、レッスンは全てITセンターからなので、回線の安定度、音声がとてもクリアであることもその他のフィリピン拠点のオンライン英会話と一線を画しています。
QQEnglishについてはこちらの記事でも書いていますので参考にしてみてください。

オンライン英会話 ネイティブキャンプ
ネイティブキャンプの講師陣はフィリピンだけでなく、世界各国から集まっています。ここが一つ特徴なのですが、何といってもネイティブキャンプの最大のメリットは月額定額料金で回数無制限でレッスンを受けることができる点です。カラン以外のコースも同じ料金で受講できます。さらに、Skypeを使わずに独自のアプリが用意されていて、これも使い勝手や回線の安定度の点で評判が高いようです。
GEOSオンライン
GEOSオンラインは、そのベースに駅前留学で一世を風靡したNOVAで培った英会話教育のノウハウがあります。その豊富なスクール運営の経験を活かしたサービス品質を活かしつつ、オンラインというシステムを使うことで低価格を実現しています。
このような違いがありますので、後は実際に無料体験で試してトレーナーの質やあなたとの相性をチェックして最終的に決めたら良いでしょう。
まとめ
カランメソッドで手に入る効果をまとめてみます。
簡単に言えば、「英語を全く話せない状態から3カ月~6か月といった短期間で海外で問題なく生活できるぐらいのレベルに達することができる」ということです。もう少し詳しくみていくと以下のようになるかと思います。
カランメソッドで期待できる効果
- 短時間でスピーキング力を鍛えることができる
- 正しい文法と発音が身につく
- リスニング力が知らず知らずのうちに向上する
- 英語脳が手に入る
このような効果が見込めるわけですが、やはり漫然とレッスンを受けるだけ、つまりマイペースで一週間に2回のレッスンとかではその効果を実感できるまで行かない可能性もあります。一週間に一度では恐らく結果はでないでしょう。
そこで、確実になるべく早く目標達成するための提案をしたいと思います。
効果を最大にするカランメソッドのやり方
初級から中級へのステップで重要な点として以下の3つをおすすめしたいと思います。
- 短期集中で取り組む
- 1日2レッスン以上取る
- カランメソッド以外のコースと平行して受講する
初級としてまず意識したいことは、集中して取り組めばかなり早期に中級者になれるということです。出来る限り時間をかけてモチベーションが高い間に一気に初中級まで行ってしまいましょう。
そのために、1日1コースより2コースというのがおすすめです。時間の制約はあるでしょうが、初期の1か月~3か月ぐらいは密度を高めて学習した方がモノになる確率は高いのです。
もう一つおすすめしたいのは、カランメソッドと平行して他のコースを取ることです。
カランメソッドはこれまでお伝えしてきた通り、スピーキングの訓練です。講師との対話ですすめるトレーニングですから、「会話」とは異なります。「会話のための」トレーニングです。
会話をするためのスピーキングの練習という位置づけですから、その練習の成果をみるため、また反復トレーニングによるストレスの開放のためにも良いと思います。
カランメソッドが会話に役立つスピーキングの訓練だと言うことが実感できると思いますし、またそれがモチベーションの維持につながります。
例えばビジネスパーソンにおすすめなのが以下のようなコースです。
QQ English
「トピックカンバセーション」では自分の意見を英語で伝えるスキルの強化を狙ったコースなのでカランメソッドのトレーニングしているスピーキング力を実際に活かしてみることができます。
また少し慣れて中級に近づいてきたら「Global Business Skills」もおすすめです。実際のビジネスの現場で必要になる(英語だけなく)広い意味でのグローバルコミュニケーションスキルを学ぶことができるコース内容になっています。ビジネスカラン(Callan for Business)と併用すると最強のマッチングかも知れません。
ネイティブキャンプ
文法力を強化しながらシチュエーション英会話も学べる「Side by Side」というとても人気のあるテキストを使ったコースや上達してきたら「ビジネスコース」もあります。ネイティブキャンプは回数無制限ですから気楽にカランメソッド以外のコースも追加料金なしで受講できまるのでぜひこのメリットを活かしたいですね。
GEOSオンライン
GEOSオンラインには「ジオスフリートーク」という1回500円(最大100分)フリーカンバセーションを楽しめる格安のコースがあります。途中参加、途中退出OKで最大4人までのテーマ別グループフリートークです。日頃のカランメソッドレッスンの成果を試すのにぴったりですね。初心者から学べる「ビジネスコース」も用意されています。
無料体験で確かめてみよう
さていかがでしたでしょうか。
カランメソッドにかかわる疑問やどうやって学べば良いかみてきました。
一通りカランメソッドとはどんなものか、そのイメージはつかんでもらえたのではないでしょうか。
後は、やっぱり体験してみることです。
今回ご紹介したスクールはイギリスのCallan Method Organisationの認可を正式に受けているスクールですので質的にはまったく問題のないところです。できれば3校とも体験したうえで気に入ったところ、やれる!と思ったところがあればぜひチャレンジしてみてほしいと思います。
やれば確実に結果がでるのは世界中で証明されていることですからね!
Thanks For Reading!
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