Real 英会話｜期待する効果は？おすすめの使い方と勉強法も紹介します
Real英会話はネイティブが自然に使う、仕事から日常のさまざまなシチュエーションに応じた会話フレーズが3,000以上用意されたアプリです。
1日1つ新しいフレーズも追加され、各フレーズにはそれぞれ例文とネイティブ「テリー先生」の音声が録音されています。有料アプリで100万ユーザー突破の評価4.71、評判をチェックするまでもないくらいの超人気アプリ・・・あなももう使ってらっしゃるかも知れませんね。
万が一Real英会話をまだ使っていないならその機能や期待する効果をまとめましたので、ぜひ最後まで目を通していただければと思います。
もしあなたが既にお使いでしたら、学習機能にはないちょっとした使い方のアイデアやアプリで明らかになった問題の解決方法などに触れていますので参考にしてください。
Google Play（android）：
App Store（iPhone）：
英会話は英語学習の最終段階
まずはインプット（音・フレーズ・語順）とアウトプット（発音・発話）が英会話をするために基礎になります。
英語を音でつかむこと。これが会話ができるようになるコツです。その点、正しい音でインプットとアウトプットの練習ができるReal英会話は英会話のための基礎訓練として打ってつけです。
もしあなたが英会話の初心者であれば、念のため以下について確認してくださいね。
Real英会話とはどんなアプリ？
さて、本題のReal英会話の話に入りますが、まずはどんなアプリなのが確認しまっしょう。
冒頭でお話した通り、Real英会話には3,100以上のナチュラルな英語口語フレーズが音声で簡単な会話例文とともに収録されています。しかも毎日１フレーズづつ増え続けています！
フレーズは、仕事からプライベート、フォーマルからカジュアルなシチュエーションまで。およそ生活に必要なシーンはほぼカバーされています。
これだけの表現数があればほぼ日々の暮らしの会話は網羅しているのではないでしょうか。とにかくすごい量です。
初級・中級・上級とそれぞれレベル分けもされています。検索でも任意に話したいトピックからフレーズを探すこともできます。
見つからなければアプリを通じてフレーズのリクエストを「テリー先生」に送ることだってできます！これもすごいですね。〔リクエスト〕という項目があるのでそこで他の人のリクエストの回答とともにチェックすることができる仕組みになってます。
シチュエーション
Real英会話では何ができるの？
ネイティブでシンプルな会話表現が学べる
まず最大の特徴として、自然な口語表現が学べるということ。これはお伝えしてきた通り3,000のシンプルなフレーズが音声と会話形式の例文とともに学べます。
全てのコアフレーズとその他のスクリプト例文が音声で確認できます。
自動再生機能を使えば、会話が自然に流れていきます。
フレーズは発音練習をクリックすると、自分の発音を録音でき、音声認識ＡＩで「通じる度」の合格・不合格が即時に判定できるようになっています。
録音された音声ファイルはそのままスマホからeメール添付やGoogle Driveなどのクラウドストエージに保存することができます。
自分の発音を第三者として聞くのはとても有効な学習法。それぞれの音も大事ですが、お手本のテリー先生の”リズム（音の強弱とテンポ）”と自分の発音のリズムがどう違うか聞き直してください。
Real 英会話の勉強法 – 4つの学習機能でチェック
スピーキング、リスニング、ディクテーション（書き取り→タイプ）、クイズ形式でのフレーズ暗記チェック、リスニングのチェックができる学習機能があります。
リスニングは、キーフレーズを確認するだけでなく、ディクテーションもできるのが素晴らしいです。
ディクテーショントレーニングは、センテンスの一部を書き取る標準モードと全文書き取りするPROモードがあります。
ディクテーションはちょっと面倒かな？と思われるかもしれませんが、どこが聞き取れなかったか、自分の弱点がピンポイントでわかるので効果の高い学習法ではないかと思います。
繰り返しになりますが、単語のスペルではなく『音』に集中しましょう。
英語は、”thisisanapple”みたいに複数の単語がマグネットくっついたかのように一つの単語のようになります。個々の音にとらわれず、かたまりの音を記憶して、最終的にどんな文字・センテンスになるか確認してみてください（→”this is an apple”）。
そうすると単語のつながりによる音の変化（リンキング/リエゾン）や『音の強弱＝リズム』など、英語の独特のクセがつかみやすくなります。ちなみに『弱』になっているところが聞き取れないポイントの一つですのでヒントにしてください。
Real英会話のおすすめの使い方
おすすめの使い方は、シャドーイングの音源とすること。
シャドーイングとはネイティブの音声を影のように後についてフレーズをコピーしていく練習法を言います。できるだけ状況をリアルにイメージしつつ感情移入してそっくり真似するのがコツです。
リピート機能を使えば、どんどんエンドレスで自動的に音声が流れてくるのでとても便利。
聞き流しもできますが、それだけではリスニングにもスピーキングにも効果はあまりないでしょう。文字通り情報を流していくだけでは残りません。声に出していくことではじめて耳も口も脳も鍛えられます。
Real英会話で学べないこと
このようにReal英会話はとても良くできたアプリ。
初心者から上級者までおすすめなのですが、できないこともあります。
それは、ディクテーションやスピ―キングでダメ出しされた問題点をこのアプリでは解決できないと言うことなんです。
「できた」「できなかった」の判定はできるのですが、ではできなかったことをどうすればできるようになるか？・・・このアプリではそれにこたえる機能がないのが弱点と言えば弱点です。
問題の解決方法
ディクテーションで明らかになる問題点はリスニング力です。スピーキングテストではそのものずばり発音の問題。リスニング力の強化については、沢山英語を聞くことで上達してくだろうと思うかも知れません・・・この考えが間違っていると言い切るつもりはありません。ですが、やはりそれでは効率が悪いのは確かでしょう。
英語リスニングの問題は、英語の音をそのまま認識できないことにあります。日本で育った大人の日本人にとって英語の音を聞くだけで正確な音としての英語を認識できる人はまずいないと言って良いでしょう。
どういうことか簡単に説明すると、英語には日本語にない音がたくさんあり、私たちが何の知識もなく英語を聞くとその音を自然にカタカナ（日本語の音）に変換して認識するようになっているということです。
つまり「アップル」と「apple」は違うのですが、書き言葉のappleも音としてのappleも私たちは「アップル」としてインプットしてしまうのです。
Photo by Jony Ariadi on Unsplash
さらに発音になると難易度がさらに上がります。まず認識できない音をどうやって出すのでしょうか？もうこの時点でアウトです。英語の音はどういう音なのか。まず意識的にインプットすることが大人には必要だと言わています。
英語の音は基本的に日本語にはないものです。発音する際にはどのような口の形を作って舌をどのように動かして音を出していくかなど・・・一から学ばなければ正しい英語の音は基本的に出せません。
注意深く研究して試行錯誤していけばいつかはできるようになるとは思います。ですがいったいどれだけの時間を費やさなければならないか見当も付きません。
解決法はずばり習うことです。発音だけは独習がどうしても難しい分野。ここは急がば回れで、発音矯正のコースを取ることをおすすめしたいと思います。発音を学ぶとリスニングスキルの同時に上がっていきます。
一度しっかりと発音を学ぶとその後の学習の伸びや会話することの楽しさのレベルが各段に違ってきます。
発音矯正コースがあるおすすめのスクール
通学型のスクールではロゼッタストーンラーニングセンターにあるスクール〔ハミングバード〕などがあります。発音矯正のメソッドと専門に教えることのできるインストラクターがいるスクールですのでおすすめです。
ただし、ロゼッタストーン・ラーニングセンターですが、都内の数か所と大阪にしか発音矯正のコースをオファーしている教室がないのがデメリットです。
もし地方在住ということであればオンライン英会話スクールにも発音矯正のコースを持つスクールもあるので試してみてはいかがでしょうか。
オンラインならではの利便性やコストの安さなどメリットもあります。どこのスクールでも無料体験レッスンがありますし、そもそも費用が安いですから試す事のハードルが低くいので「会話」のレッスンを始める前にぜひ「発音」を試してみてほしいと思います。オンラインで学べる発音コースについて書いた記事がありますので参考にしてくださいね。
Real英会話の料金
アプリの価格は、980円。
月額サブスク課金金額ではないですよ。一度払えばOKの買い切り価格です。解約や退会なども必要なし。これだけの内容があってこの値段・・・。
さらに海外でも問題なく使えるようにオフライン設定もあり、上級者用のPRO学習モードもあります。もちろん追加料金なしです。
まとめ
Photo by Ryan Moreno
Real 英会話は優れたネイティブ英会話のフレーズが収録されたアプリです。さまざまなシチュエーションとレベルのバリエーションがありますから100万人のユーザーに利用されているというのも頷けます。
特にこれだけ（3,000以上）の自然な言い回しのネイティブ音源ですから、シャドーイングにもいい。この3,000フレーズをモノにしたら間違いなく英会話マスターレベルです。
一方でこのアプリでは解決できない問題もあります。それは先にお伝えした通りです。とは言えです。このReal 英会話。シンプルで役立つアプリです。間違いなく料金以上の価値があると思いますが、いかがでしょう？
こちらの学習が追い付かないくらい早いペースでアップデートもされていますし。正直、今後日常英会話のフレーズ集を買う必要は、ほぼないでしょう。
あとは練習するだけ、ですよね？
Google Play（android）：
App Store（iPhone）：
おしまい。
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