ハイスキル人材とは一体どんな人材なのか、なぜ求められているのか?
今転職マーケットでは、外国語力と専門性をあわせもつ人材への引き合いが年々強まっています。外資系に強い転職コンサルのロバート・ウォルターズでは、ハイスキル人材の転職は2015年に比べ24%増(2017年)だったようです。
参考記事:英語力があるならロバート・ウォルターズで転職が正解という評判について
公式サイト:英語を活かした転職ならロバート・ウォルターズ
ところでハイスキル人材とは、一体どんな人材なのでしょうか?
ハイスキル人材とは、一言でいうと専門スキルと英語スキルを合わせ持った人材のことを言うようです。
いつでもどこでも(海外でも)第一線で活躍できそうな人です。
このハイスキル人材ですが、まさに今世界中で求められています。
先述のロバート・ウォルターズによるとハイスキル人材には、常に新しい知識を吸収する事にどん欲であるといった特徴があるとしています。
同社の2018年の調査、「勉強の実態」によると、調査対象者のハイスキル人材の38%が勉強するの頻度を「毎日」と答えたといいます。
毎日ではなくても毎週など定期的に勉強している人は実に70%を上回ったとか。
具体的に何を勉強しているか、さらに磨きたい知識は以下の通りです。
ハイスキル人材の勉強していることのランキング
1位 英語
2位 業務スキル
3位 組織マネジメント
これから「さらに」磨きたいリテラシー
1位 語学
2位 業種・職種の専門知識
3位 情報・データ
ハイスキル人材ほどさらなるスキルアップを目指す
外資系人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンの調査では、23.7%が昨年1年間でスキルアップに10万円以上自己投資していると回答しています。
具体的にスキルアップのための使途ですが、書籍の購入、セミナーへの参加、e-learning、語学など民間スクールへの通学などが上位を占めたようです。
また、このうち約半数(男女とも)がさらにスキルアップのための自己投資を今後増やしていく予定だとしています。
タレントミスマッチと言うギャップ
ハイスキル人材のスキルアップ志向の高まりは、おそらく「時代の流れ」を感じ取ってのことなのでしょう。
先述のヘイズ社が主要33か国を対象に行った需給効率調査で、タレントミスマッチ(企業の求める人材と実際の人材が持つスキルの乖離)が、調査国中最悪のレベルにあることがわかりました。
つまりほとんどの人材が実際はスキル不足であるのが我が国の現状なのです。
逆に言えば、ハイスキルの人材はそれにふさわしい報酬のある場所(外資系であるとか、海外)に移っていき、国内企業にはハイスキル人材の需要がますます高るということでもあります。
例えばIT業界ではこのようなことは既に日常になっています。
世界規模の格差社会。これがグローバル社会の現実の一面、なのでしょう。
なるべく早くこの国際標準のスキルレベルに追いついておかないと、遠くない将来かなりの「高低差」がつくことになるのは、恐らく避けられないと思われます。
ハイスキルの人材ほどさらなるスキルアップを目指して勉強しているのですから、ある意味当然です。
まとめ – 英語スキルの習得は思ったより難しくない

Photo by Matthew Henry from Burst
ビジネス英語スキルの習得については、あなたが思っているほど時間がかかるものではないかも知れません。

最速で「仕事で使える」英語スキルを身につけるために必要なことは迷わずに必要なことを正しい順序で学ぶことです。
一から英語を勉強している時間はありません。もったいないです。
最低限必要なスキルを実装して、後は現場で使いながらスキルアップさせることを目指すべきでしょう。
捨てるべきもの(勉強しない事項)は捨て、あなたのビジネスに必要なことに集中して学びます。
あなたにはコアになる専門分野のスキルが既にあるはず。それを知識をベースに英語を上乗せしていくイメージ。
自分の分野「だけ」に絞って、英語でコミュニケーションがとれるようになればいい。
あなたが思っているほどハードルは高くないのです。
英語再勉強について一度検討してみる価値はあるかと思います。
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