初心者こそビジネス英会話から始めた方がいい!たった一つの理由
結論からいきます。
その理由は「英会話」の中でビジネス英会話が一番簡単だからです。
え?日常英会話の方が簡単じゃないの?ビジネスの方が難しそうだけど・・・
こんな風に思われたかも知れませんが、実際は大人のビジネスパーソンにとってビジネス英語は日常英会話を学ぶよりもはるかに簡単です。
ビジネス英会話の方が日常英語より簡単なわけ
日常英会話は思ったより難しい。
そう思ったことはありませんか?
日本で生活していて普通そんなことを思いもしませんが、それは私たちが日本語のマスターだからです。
というのも考えてみてください。
天気の話から、芸能やスポーツ、選挙の結果まで・・・それこそ「日常全て」が話題になります。朝のニュースやワイドショーを思い浮かべてもらえればいいかも知れません。
多彩なトピックに対応するには、たとえその内容が薄かったとしても大量のボキャブラリーが必要だということなのです。
日常会話とビジネス会話に必要なボキャブラリー比較
ところで、ネイティブスピーカーが平均で保持している語彙数をご存じですか?
Test Your Vocabによると、中学生で約20,000、成人で30,000程度のボキャブラリーを持っているようです。
中学生で20,000ですからね。
ちなみに高校卒業時の平均的な日本人が持つ英語の語彙数は2,000前後と一般的に言われています。
この数でも実は英会話(特に表現すること)はかなりできます。
ですが、ネイティブの会話についていくことは難しいでしょう。
これは経験的にもわかりますよね。
(出典:myselfayush007. “FRIENDS Reunion 2016 – James Burrows Tribute.” YouTube, YouTube, 22 Feb. 2016, www.youtube.com/watch?v=nSwnd9EbQ44.)
懐かしいフレンズ。ジェニファー・アニストンをスターダムに押し上げた伝説のシットコム。
NYで暮らす90年代の若者の日常をコメディタッチで描いています。
でも、これ、簡単に理解できません。
第1に語彙の問題。第2に音声変化の問題がありますが -これは別の機会に述べるとして- まずはスラングも含め、ボキャブラリーがないと楽しめません。
何が言いたいのかいうと、自由に日常の「たわいのない話」をするのには、ネイティブの中学生レベル(20,000語)の語彙が必要だということです。
ちょっと膨大過ぎて途方もなく思えてきますよね。
ビジネス英会話なら短期で習得できる
で、この語彙数ですが、ビジネスで使う数はどうなっているのでしょうか?
もちろん諸説あるわけですが、概ね9,000~10,000語と言われているようです。
例えば、ei-aku.comによると、TOEIC L&Rの900点に必要な語彙数は9,000~10,000だろうと分析しています。
ざくっとネイティブの中学生の語彙数の半分です。
と言うことは、語彙だけで単純に考えてもビジネスの英語の方が簡単・・・
つまり、(ビジネスの現場での英語の使用を限定すれば)より短期間で英会話力をつけられるということですよね?
このようにビジネス英会話の利点として語彙数が少なくてすむというのがありますが、他にもビジネス英会話が簡単な理由があります。
まずビジネス英会話の場合は、その目的がはっきりしているという特徴があります。
電話の応答なのか、交渉なのか、プレゼンなのか、会議なのか、さらに会議であればアジェンダがあります。
ビジネスでは、ある程度シチュエーションを想定できる。
ということは事前に準備もできるということでもあります。
初めての相手であれば自己紹介して、会社や取り扱っている商品やサービスの説明をして、クロージングするなど「目的」があります。したがってその目的に応じたパターンというものがあります。
このシチュエーション別のパターンをしっかり練習しておくこと、そして専門分野の語彙を習得しておくことで、(英語を使って)ビジネスの目的を達成することができます。
目的を達成すること。ここが大事です。
ビジネス英会話は、コミュニケーションを楽しむことが目的ではありません。
ビジネスの目的を達成するためのコミュニケーションスキルだと言うことです。
そもそもビジネスでは、会話だけでコミュニケーションが成立するわけではないですよね。
事前にEメールによるコミュニケーションや書類のやり取りもあることも多いですから、現場でのFace-to faceでの英会話による折衝やディスカッションは重要ですが、全体の一部にすぎません。
ビジネスではいわゆる「ビジネス」だけでなく、食事会やパーティなど社交の部分も大切。
パーティでのワインの話や世間話などでも、できればスマートに対応したいところですが、それは次の課題。
社交は、ビジネスの「目的」ではないのですから、追々対処できるようになればOK。
できた方が良い。でもできなくても本質的に問題はない、ということです。
まずは実際に最低限必要な英語力を身につけて、実践で英語を使うことでスキルアップしていくことが先決です。
経験があることで英語力が少々拙くても目的を達成できる
専門知識や見識のあるビジネスパーソンは、理解力が高く、理論的構成、推論、関連付け、単純化、言い換えなどができる。
コミュニケーション力があるために最低限の英語力でも会話を成立させやすい。特に専門分での話では、業界で共有する課題も多いですよね。
相手も大人のビジネスパーソンであるわけですからコミュニケーション力が高い。こちらの英語が若干拙くても理解されやすいということもあります。
日常英会話と比べて、ビジネス英会話ははるかに会話(コミュニケーション)として成立しやすいと言えるのです。
ビジネス特化型スクールで学ぶのが近道
さて何のために、あなたに英会話力が必要なのでしょうか?
例えば、年収1,000万以上に必要なスキルとして転職サイト等で挙げられているのはMBAでもCPAでもなく、語学力がトップスキルとしてあげられています。
そして高年収を用意している起業は外資系と国内上場企業。
特に外資系への就職・転職を考えるならTOEICの高得点だけでは不十分です。
実際に使える会話力も必要になってきます。
これまで話してきた通り、ビジネス英会話は難しくありません。
比較的短期間で「使える」レベルに到達することが可能と考えて良いと思います。
ビジネス特化型のスクールで学べば、TOEIC(L&R)で750点を超えるようなベースを既にあなたが持っているようであれば、2、3カ月でグッと英会話力を引き上げることができます。
まったく英語はダメ、ゼロレベルというところからでも、1年あればビジネス英会話力を実装することができます。
もちろんいずれのケースにしても相応の努力は必須なわけですが、必ずできます。
英会話は才能やスタートする年齢などとは関係がありません。
誰にでも練習することで習得可能なスキルだからです。
経験豊富なビジネスパーソンであれば、思ったより短期間で使えるレべルの英会話スキルを身につけることができます。
ビジネス特化型スクールとは?
ビジネス特化型英会話スクールとは、その名のとおり、ビジネスで使える英会話スキルの習得を目指す人のためのスクール、とここでは定義したいと思います。
より具体的には、効率的なビジネス英会話スキルの習得のために、自習時も含めた学習カリキュラム、講師、そしてサポート体制について考え抜かれて作られたプログラムであり、スクールであるということです。
ところで独学の欠点とは何でしょうか?
それは、そのスキルの一番効率的な習得方法がわからないことがまずあげられます。
つまり独学では遠回りをしてしましがちだと言うことです。
スクールに通うことでこのデメリットを回避できます。
ビジネス特化型では、英会話の中でも特にビジネスでの使用という限定されたシチュエーションを想定して考えらえていますから、あなたは「何を勉強したらよいか」を考える必要がありません。
あなたに必要なことは、目の前にある課題に集中することです。
これは大きなメリット。
やらないことを知ることは、やるべきことを知ることと同等の価値があります。
タイプ別ビジネス特化型スクール
ビジネス特化型に英会話スクールには大きく2つのタイプがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。
2つのタイプとは、すなわちパーソナルコーチがついて学習をサポートするコーチング型スクールとビジネス英会話に特化したオンライン型スクールです。
〔スクールタイプ別のメリットとデメリット〕
メリット | デメリット | |
コーチング型 | ・学習プランがパーソナライズされるため、スキル習得がより速く、確実性が高い
・コーチに学習管理を任せ、学習に集中できる ・コーチと目標を共有することでモチベーションを維持しやすい | ・費用が高い
・東京・大阪にスクールが集中しているため居住地域によっては通学が不可能 ・学習期間中は基本的に英語最優先のスケジューリングが必須 |
オンライン英会話型 | ・24時間いつでもどこからでも学習できるのでフレキシブルに学べる
・集中的にアウトプットの練習ができる(中級者向け) ・費用が安い | ・学習進捗やモチベーションの維持など、より強靭な自己管理が必要
・既存のカリキュラムに自分を合わせる必要がある |
最短で確実に目的を達成する・・・これを一番のターゲットとした場合、特に初心者の場合のイチオシはコーチング型のスクールです。
でも物理的に不可能な場合もあります。例えば地方在住であるなど。
その場合の次善策はオンライン英会話です。
それでも近所のいわゆる街の英会話スクールはおすすめできません。
なぜか?
それは、特に地方に顕著な問題ですが、講師の質の問題がまずあります。
圧倒的に東京に比べて講師の数が少ないですよね。
英語を話せるということと、英語を教えられということは同じではありません。
英語を教えられる人?あなたの街に何人ぐらいいますか、という話になります。
他にカリキュラムやメソッドはどうなのかという問題もあります。
それならビジネス特化型のオンライン英会話を選ぶべきです。
総じて(場合によっては圧倒的に)クオリティが高いと思います。
初心者におすすめのスクール
あなたが、本当の初心者、正直言って英語は苦手、何も覚えていない、といった英語力レベル・ゼロであったとしましょう。でもどうしても英語力がほしい。そのための努力は惜しまない。最低でも一年間は集中して取り組む覚悟がある。
このケースに当てはまるなら、
おすすめスクールはTORAIZ(トライズ)とビズメイツです。
理由はシンプル。
初心者対応で、かつ、スピーキング&ビジネスコミュニケーションスキルにフォーカスしたカリキュラムを持っているビジネス特型スクールだからです。
中級者向けであったりTOEICスコアアップを目標とするスクールが多い中で、貴重な存在と言えます。
しかも両校ともオンライン対応なので、大都市圏にお住まいでない方も問題なく受講できるのもポイント。
比較的中長期的な目標に照準を合わせてしっかり英語力をつけていくのに向いています。
コーチング型スクール
TORAIZ(トライズ)
専属コンサルタントとのやり取りはほぼ毎日。付きっきりで英語超初心者を1年でグローバルなビジネスパーソンに育てあげます。受講生の目的とレベルに最適化された学習プランで1日3時間、1年間で1,000時間の学習をこなしていきます。社会人にとって相当な負荷ですが、それをコンサルタントが徹底的にサポート。満足度99%、継続率91%という驚異的な数字がメソッドの確かさを証明しています。通学型だけでなく、オンラインでも全く同等のサービスを受けられるのも魅力です。

【楽ではないから成果が出る】1年英語マスタープログラム「トライズ」
オンライン型スクール
ビズメイツ
ビジネス英語ではなく、英語をツールにしてビジネスコミュニケーションスキルを身につけたいビジネスパーソン専用のオンラインスクールです。講師は、英語ティーチングスキルだけでなく、ビジネス経験もしっかりとあるハイレベルのトレーナー。レッスンと連動した「日本人ビジネスパーソンのために考え抜かれた」オリジナル動画教材との組み合わせが秀逸です。英語のための英語ではなく、ビジネスのために英語を使うためのカリキュラムになっています。超初心者レベルからスキル獲得可能なメソッドが確立しているというのも頼もしいです。
オンラインで学ぶ「高品質」ビジネス英会話 Bizmates(ビズメイツ)
どうしても使える英語力がすぐにでも必要
どうしても短期でできるところまで身につけたいということであればBizEnglish(ビズイングリッシュ)を検討してみてください。3カ月の短期集中プログラムで、毎日の50分の担任講師による英会話レッスンの特訓が特徴です。

まとめ
英会話力を習得したいには人ぞれぞれ目的があると思います。
それがビジネスならあなたの目的は充分に実現可能です。
しかも、考えているよりずっと早く実現できるかもしれません。
ただし、相当なコミットメント(覚悟)が必要です。
加えて、正しい方法で取り組むことが最短でスキルを習得する鍵です。
そのためにスクールがあります。
費用はかかりますが、それだけ早く、確実にスキルが手に入ります。
目標の英語力をつけた時、あなたは何を手にしますか?
手にするリターン・・・
差別化されたポジションであったり、グローバルに広がる新天地であったり、桁違いの収入かも知れません。
それを考えればビジネス目的の英会話スキルの獲得は「投資」です。
つまり、
あなた自身に投資すべきか、どうか?
という風に考えるべきなのかも知れませんね。
おしまい。
ビジネスパーソン向けおすすめオンライン英会話スクール

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