サブスク5年目が教えるGrammarly(グラマリー)の使い方

グラマリー(Grammarly)
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ビジネスEメール、プレゼン資料、契約書など仕事で使う英文ドキュメント・・・どうしてますか?

英文ドキュメントを日常的に使うビジネスパーソンに間違いなくおすすめ。英文チェック・文法添削がワンストップでできるアプリのグラマリー(Grammarly)の使い方を徹底解説します。

公式サイトグラマリー(Grammarly)

Grammarly(グラマリー)とは?

ビジネスやアカデミックなどプロフェッショナルな現場では、つまらないスペルミスや文法ミスは避けたいものです。

例えば日々の連絡で使うメールにしてもそう。日本語でもあんまり誤字が多いと??ってなるじゃないですか?ささいなことで印象が悪くなるなんてつまらないですからね。

だだのスペルチェックじゃない、一歩進んだ英文チェッカー

とはいえ、スペルチェックだけでなく、もう少しすすんだ文法チェックや文章の目的に合わせた類語提案などもあったら嬉しい。ここ一番の重要な資料であれば、念のため英語ネイティブによるチェックを入れたい。

そんな目的に合わせて便利な使い方ができるがグラマリー。世界で2,000万人のネイティブ&ノンネイティブが使う英文チェッカーです。

基本的にサブスク有料契約のアプリですが、簡易バージョンは無料で使えます。

わたし自身もユーザーとしてもう4年ぐらい・・・グラマリーはすっかり日常使いになくてはならないツールになっています。今この文章を書いている瞬間にもしっかりと『ブラウザー常駐グラマリー』のチェックが入っています(日本語ですけど!)。

利用状況に合わせて進化するアプリ

グラマリーはPCユーザー向けにパソコンからオンラインでできる英文添削アプリでした。Grammarly.com にログインして添削したい文章のコピーをペースト。あるいはアップロードして、スペルやグラマーミスをチェックするという具合でした。

今でもこの方法は有効で、チェックしたドキュメントも保存されて便利なのですが、ここ数年、さらに使い勝手に磨きがかかってきました。

スマホ用のアプリもリリースされ、Windows®、Microsoft Office®やChrome®への拡張・・・さらに最近ではGoogle Docs®のベータ版と進化が止まりません。

MS WORD®で文章を作っている場合だともうカット&ペーストする必要もなくなりました。グラマリーをあらかじめ組み込んでおけばWORD®のファイル上で添削チェッカーが働きます。

Chrome®やGoogle Docs®にも組み込めるようになったので、SNSの投稿やEメールなスマホや外出時にクラウドで使う場面でも利用できるようになりました。

ネイティブによる特急添削サービスも利用できる

グラマリーは、アプリによる自動スペルとグラマーチェックが基本ですが、オプションで英語ネイティブスピーカーによる添削を受けることもできます。

自動チェッカー(AI)の働きにも近年特に目を見張るものがありますが、まだまだ人間の、しかもプロの領域には達していません。

ビジネスでは緊急の際や完璧な仕上がりがほしい時に、このオプションがあるのは助かります。日本語の文章を校正してもらうのと同じ感覚。文法的な正しさを超えたプロフェショナルな文章に仕上がります。

わたしもちょくちょく使っていますが、そのスピード感とコスパに◎です。とくにスピードは予定納期よりぜんぜん早くて驚きます。時間のかかる見積作業とかもなくサクッと発注できるから、いざという時の秘密兵器になります。

公式サイトグラマリー(Grammarly)

グラマリー(Grammarly)のメリット

グラマリーのメリットまず簡単に誤字脱字でけでなく、英文法もチェックしてくれるところです。

スペルや句読点のチェックだけでなく、250種類の文法ミスのチェック、類語の提案などの推敲支援、文章のオリジナル性(盗用の警告)チェックなど多機能。

単なる自動スペルチェッカーというよりも文章作成サポートツールといったものに近い感じでしょうか。

以下で詳しく説明しますが、作成する文章のタイプと想定読者を予め指定しておくことで、自動的に適切な語彙などのサジェスションしてくるところも役立ちます。

くろねこ

このあたりの ”AI” 機能は、近年とても進んできている印象があります。使い勝手もどんどん進化してます・・・ユーザーとしては嬉しい限りです。

 

ミスをなくして自信をもって文章を提出・公開できるようになるだけでなく、このサポート機能によって、英文作成スキルもアップさせることができます。

この点は、ネイティブや英語上級者だけでなく、初級・中級の英語学習者にもおすすめできるポイントです。

Better Writing with Grammarly

(The Grammarly. “Better Writing with Grammarly.” YouTube, YouTube, 7 June 2016, www.youtube.com/watch?v=fVbE2CSXCJ0.)

もう一つのメリットは、拡張機能です。

既に先にふれましたが、グラマリーはウェブサイトにログインして使うことを優先的に想定されていましたが、他にもスペルサジェスション機能はブラウザーに常駐させて使うことができます。

ウェブやスマホで英語を書き込む時にもすかさずスペルチェックしてくれます。マイクロソフトの OFFICEⓇWORD や Google Docs® に組み込むこと(プラグイン)ができます。

ネットがつながればクラウドでデスクトップと同じように使えるのはやはり便利。出先や急ぎの場合に重宝します。

グラマリー(Grammarly)の料金・無料版との違い

グラマリーは簡単なチェッカーであれば無料バージョンでできます。

さらに進化したグラマーチェックなどの機能についてはプレミアムバージョンで利用できますので、英文を使う頻度や学習目的によって使い分けてください。

ビジネスやリサーチなどで使用するのであればプレミアムバージョンもおすすめ。

金額も年間で1万5千円ほどですし、さらにプロ(もちろんネイティブ)に添削を依頼するオプションもあります。ここぞという時には万全の書類づくりができるので安心です。

機能無料バージョンプレミアム
決定的なスペルと文法ミスのチェック
詳細な句読点・文法・文脈・文章校正のチェック
類語サジェスション
分野に応じた文章スタイルのチェック
文章のオリジナリティ(盗用)チェック
ネイティブスピーカーによる添削○(オプション料金)
バージョン機能の比較

グラマリープレミアムの料金プラン

契約期間月あたりの利用料金
年間契約11.66ドル(約1,300円)
3か月ごと契約19.98ドル(約2,200円)
月ごと契約29.95ドル(約3,300円)

公式サイトグラマリー(Grammarly)

グラマリープレミアムの使い方

©Grammarly
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グラマリーの使用手順はシンプル

  1. 文章のゴールを設定する
  2. 英文の挿入とミスの抽出
  3. プレジャリズム(盗用)のチェック
  4. 文章の詳細分析を確認する
  5. (オプション)プロによる添削

文章のゴール設定

グラマリーのウエブサイトにIDとPWでログインすると、文章を書きこむとプラットフォームが出てきます。まずここで文章のゴールを設定します。

  • Audience 想定する読者は?一般読者かその道の専門家なのか。
  • Formality 文章に正式な体裁?それとも親しみやすい感じにするか。
  • Domain 文章の領域は?一般文書か、アカデミックか、それとも技術文書か。
  • Tone 文章の雰囲気は?普通か、強い目か、楽しげか、など。
©Grammarly
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英文アップロードとミスの発見

つぎに、プラットフォームの文章を書き込みスペースに実際に文章を書んでいきます(または、予めワードなどでつくられた文章を貼りつけます)。

文章をアップロードすると、以下の4点の項目でスコア(総合100点満点)で採点され、それぞれの項目に、Alerts「書き直し」のサジェスションが表示されます。

  • Correctness スペル、句読点、文法のミスはないか
  • Clarity 明確で理解しやすいか
  • Engagement 読書を惹きつけているか
  • Delivery メッセージをしっかり伝えているか

下図の例では、Clarityの問題として2つ書き直しの提案が出ました。ひとつは「受け身」です。受動態が文法的には間違っていないけれども能動態で書いた方がより明確でインパクトがありますよという指摘です。

なぜ書き直した方が良いかその理由も示されますから推敲する際に役立ちます。

©Grammarly
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プレジャリズム(盗用)のチェック

グラマリープレミアムには、リライトなどのチェック用に文章のオリジナリティをチェックする機能が付いています。

人が書いた文章を勝手にそっくりコピペしてはいけません。アカデミックの世界ではレッドカード、即退場です。しっかり出典を明らかにしましょう。

問題はリライトです。文章の構成や単語を変えて、「意味」は同じ、でも「文」はぜんぜん違う、というのが理想です。

不完全なリライトの場合は盗用を疑われるかもしれません。グラマリーのプレジャリズムチェックで確認しましょう。

文章の分析評価を確認

作成した文章の分析評価がでますのでチェックしましょう。

先にお伝えした4つのポイントからそれぞ評価され、改善点が表示されます。

例では全体のスコアは99点ですが、Clarity (明瞭さ)の問題が2つ指摘されています。ひとつは、先述の「受動態」でしたが、もう一つの問題は”Unclear antecedent“。。。

ってそれは一体なに?と思い、「詳しくみる – Learn more」で解説をみてみました。

オリジナルの文章では、”This” is why…と書き出していた箇所ですが、なるほどこの”This“が何を意味するかボヤっとしてわかりずらい。

もっとはっきり名詞を入れなさい、という指導です。例文を使ったわかりやすい説明です。

©Grammarly
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この最後の分析のパートは、英作文スキルを向上させるのに役立ちます、自分のクセもわかり、自然でわかりやすい英文を書くヒントになります。

公式サイトグラマリー(Grammarly)

ネイティブの手による英文添削サービス

さらにオプションとして、ネイティブ(プロの校正専門家)による手作業の英文添削を依頼できます。

サブスク費用とは別に費用がかかりますが、ここぞと言う時や、「超」急いでいる時に便利なオプションです。

価格は納期によって違ってきます。納期に余裕があるほ価格はやすくなります。

Correctness Onlyの料金

  • 3日仕上がり – $0.019×551 words = $10.46(1,200円)
  • 24時間仕上がり – $0.029 × 551 words = $15.97(1,700円)
  • 30分仕上がりの特急便 $0.149 × 551 words = $82.09(8,800円)
©Grammarly
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これまでの添削だと上記のとおりで、Spelling, GrammarとPunctuationといったCorrectness(文法的正確さ)を基準とした校正でした。

最近さらにオプションでConciseness(簡潔さ)+Preciseness(精密さ)+ Readability(読みやすさ)の3点を加えたすCorrectness & Clarityがリリースされました。

Correctness Onlyより若干価格があがりますが、その分より詳細な校正・添削が入ります。

ライティングの勉強にもなるグラマリー

©Grammarly
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実際に自分で書いた文章のチェックができることについてはもうお伝えしましたが、グラマリーにはGrammarly Blogというがあります。

ブログにはHOW TOとうカテゴリーあって、言ってみれば「上手に書く英文のコツ」を紹介する記事があります。

例えば、

  • How to Write a Proper Email
  • How to Ask for Help
  • How to Congratulate Someone in Every Stage of Life
  • How to Write a Complaint Letter
  • 5 Helpful Tips on How to Write Emails from Your Phone

グラマリーのライターですからね。それはもう、「正確で明瞭」な文章。とても読みやすく役立つブログです。

無料会員登録でもちろん読むことができます。ぜひチェックしてみてください。

グラマリー(Grammarly)の評判・口コミ

twitter

グラマリーの口コミですが、Twitter からいくつか紹介します。ネイティブの意見が当然多いのですが、日本人方々のツイートもあります。

冠詞のミスに触れている方がいますが、まさに同意ですね。冠詞って文法の中でも地味なトピックかなとも思いますが、かなり感覚的なところがありますよね?理屈ではなく、こう、ネイティブ的なイメージ力が必要な部分というか。

文脈に合わせたワードチョイスに触れている方もいますが、これもポイントです。

これも感覚的なところが要求されるところ。それって間違いではないけれど、こっちの表現の方がぴったりするといったケースです。

そういうところをチェックできるのがグラマリーのメリットですね。

まとめ

結論ですが、グラマリーはあらゆる種類の英文を作成する際の必携ツールです。

もちろんグラマリーのチェック能力は100%完璧ではありません。

それでも決定的なミスやイージーなミスを取り除くことができるし、プレミアムバージョンの推敲支援や文章分析機能はとても便利。英作文力の向上にももちろん役立ちます。

ミスのチェックから、より良い文章作成のサポートまで・・・仕事で英文を扱う者にとっては、間違いなく強い味方になります。

簡易のバージョンであれば無料。ブラウザーやWORD®にプラグインして、ぜひ実際の使い心地を試してみてくださいね。

公式サイトグラマリー(Grammarly)

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ビジネスメールではなるべく、”it” や ”that” などの代名詞を使わないようにする(曖昧さを避けるため)とか、Tipsも紹介されています。

日常でビジネスeメールを使われていても案外見逃していることも。チェックに使ってみるのも良いかもしれませんね。

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P.S. グラマリーに”トーンディテクター“が付きました!(2019.SEP)

Tone Detector – つまり「言葉遣いのニュアンス」を検出する機能のこと。英文チェッカーのグラマリー言葉のニュアンスやトーンが絵文字で即チェックできるようになりました。

©️Grammarly

カジュアル?ビジネス?言葉は、何を言うか中身が大事だけれど、どんな風に伝わるかも大事ですよね。

言葉のトーン(雰囲気)
  • 堅すぎ?
  • 緩すぎ?
  • 気にしている?
  • 心配している?
  • 怒ってる?
  • 押しつけがましい?


グラマリーにはもともとワードチョイスの代替候補の提案機能が付いています。とても優れもので愛用していますが、今回の新機能は、絵文字で文章のニュアンスを教えてくれるので便利。

Google の拡張機能でビルトインできるからGmailで英文メールを書いた時にスペルチェックだけでなく、これからはトーンもチェックできます。

直属の上司だからあまり堅苦しいのもアレだけれど、内容によってはカジュアルになり過ぎるのも避けたい・・・こういう微妙なシチュエーションに”効き“ます。

©️Grammarly

英語のトータルなスキルも最終的にはこのワードチョイスが重要ですから自分の意図がどれくらい正確に伝わるかチェックするのに役立ちます。

日常的に英文メールを使うような人であれば必携です。とりあえず試してみてくださいね。

Thanks so much for reading the article. Cheers!

公式サイトグラマリー(Grammarly)

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